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Hydrogen Storage Canister

水素吸蔵合金キャニスター

水素吸蔵合金を容器に充填した新しい水素供給ツールです。繰り返し利用可能で日常のメンテナンスは不要です。

全般

  • 水素吸蔵合金キャニスターはガスボンベなのでしょうか?
    ガスボンベではありません。
  • 水素吸蔵合金とはどのような物なのでしょうか?
    水素分子と接触して、水素化物として水素を保持する合金です。
    温度・圧力の変化により、金属上の水素原子同士が再結合し、水素分子として放出されます。
  • 水素の純度はどれくらいですか?
    高純度タイプ(LP)で99.999%以上、高密度タイプ(LF)で99.999%程度です。
  • バルブの開閉により空気(不純物)が混入しませんか?
    合金は水素以外は吸着しません。従って、万が一、容器内に空気が混入しても、水素ガスに押し出されて優先的に容器外へ排気されます。尚、水素が空の状態で長時間バルブを解放したまま放置しますと内部合金が空気により酸化されて水素吸放出性能が失活します。ご使用にならない時はバルブを閉じて保管して下さい。
  • 水素残量が減るに従い、吐出圧も徐々に低下しますか?
    低下しません。水素残量が5%を下回るまでは、水素の吐出圧は一定です。
  • キャニスター出口の継手の規格は?
    SUS製のRc1/8インチネジです(旧称 PT1/8インチのめねじ)。尚、YMH-6LとYMH-20Lは、M5XP0.8ネジです。
  • 飲料水への添加など、食品製造に使用できますか?
    本製品は、分析機器や試験・研究用の水素を供給するものであり、食品添加や吸引など人体への使用を目的とした製品ではありません。

仕様について

  • 水素を使い切ってしまった場合はどうすればよいですか?
    ①弊社に水素の再充填サービスを依頼、②お客様自身で水素を再充填して頂く、の方法があります。
  • 自分で水素の再充填を行う場合、何が必要になりますか?
    水素ガスの供給元がガスボンベの場合は、ガスボンベとキャニスターを繋ぐ配管が必要になります。水素ガスボンベが無い場合は、YH-500(水素ガス発生装置)および、その接続配管が必要になります。 詳細は別途お問い合わせ、お見積をご依頼下さい。
  • 繰り返し耐久性はどれくらいですか?
    水2000回の水素吸収・放出においても、合金は劣化しておりません。
  • 容器の耐用年数はどれくらいですか?
    圧力容器対象外なので法定耐用年数や検査の義務はありませんが、10年を目安として下さい。弊社に送付頂ければ随時検査が可能です。検査後、問題が無ければ引き続きお使い下さい。
  • 使用中にキャニスターが冷えてくるが問題はありませんか?
    水素を放出する際に吸熱する、水素吸蔵合金の特性(仕様)です。 温度が下がってくると吐出圧が低下するため、圧力を一定に保つ必要がある場合は、ウォーターバスやラバーヒーターなどで保温することを推奨します。
  • キャニスターを寝かせて使用してもよいですか?
    問題ございません。
  • GC-FIDの水素として使用できますか?
    使用可能です。高純度タイプ(LP)をお使い下さい。
  • GC-FIDの水素として何時間使用できますか?
    GC-FIDは30-50ml/minの水素要求量が一般的です。500LPを使用して、30ml/minを流し続けた場合、約200時間お使い頂けます。
  • キャニスターを廃棄する場合はどうすればよいですか?
    水素ガスを完全に抜いた状態で金属産業廃棄物として廃棄できますが、最終的には自治体及び産業廃棄物処理業者様の判断になります。また弊社にて引取りも出来ますので詳しくはお問い合わせ下さい。
  • キャニスター内の水素残量を知るにはどうしたらよいですか?
    重量を測定して下さい。「現在の重量 (g) - 空の状態の重量 (g) = 水素残量」で算出できます(水素ガス 1g ≒ 11.2L)。空の状態の重量は製品貼付ラベルのシリアル番号を連絡頂ければ当社で確認可能です。

製品に関するお問い合わせ

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