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Hydrogen gas generator

水素ガス発生装置

水と電気だけで水素を発生させます。電源スイッチのみの簡単設計で、特別なメンテナンスは不要です。

「水素ガス発生装置」についてのよくある質問

装置スペックに関して

  • 推奨以上の導電率の水(水道水など)は使用できますか?
    ご使用できません。 水道水などの導電率が高い水を使用すると、電解セルが劣化し、水素ガス発生量の低下を引き起こします。一度劣化した電解セルは回復しません。イオン交換水や蒸留水などの指定した導電率以下の水を使用して下さい。
  • 発生圧力はどれくらいですか?
    発生圧力は0~0.4MPaです。0.4MPaに達すると、水素の発生が自動停止します。高圧タイプ(YH-500H1)は0.9MPaで自動停止します。
  • 連続使用運転時間はどれくらいですか?
    水タンク容量が4Lであることから、500ml/minの最大発生量で運転した場合の理論値は165時間程度と算出されます。尚、水素発生中(運転中)の給水は可能です。
  • 発生量や発生圧力のカスタマイズは出来ますか?
    ご相談に応じています。ご希望のスペックをお知らせいただければ、製作可否を回答致します。これまでに、発生量3L/minや吐出圧2MPaの製作実績がございます。
  • 飲料水への添加など、食品製造に使用できますか?
    本製品は、分析機器や試験・研究用の水素を供給するものであり、食品添加や吸引など人体への使用を目的とした製品ではありません。

安全機構について

  • タンク内部の水がなくなった状態で運転するとどうなりますか?
    タンク内部の精製水が一定値(約700mL)以下になると、水位センサーが作動し自動停止します。
  • 圧力自動停止機能はどの様な場合に作動しますか?
    0.4MPa以上の圧力がかかると、水素の発生が自動停止します(YH-500H1の場合は、0.9MPa)。圧力が0.4MPaよりも下がると(YH-500H1の場合は0.9MPa)、 自動的に水素発生が再開します。
    尚、圧力が下がっているにもかかわらず水素発生が再開されない場合は、装置内部の流路がゴミ等で閉塞している可能性があります。この場合はメンテナンスが必要となりますのでご連絡下さい。
  • 水素リーク、装置転倒、接続機器のエラー信号により、水素ガス発生を停止させることは出来ますか?
    別売りオプションで準備しております。上記信号により、装置本体の電源がOFFになるモジュールです。
    「Safty Device」製品ページへ

メンテナンスに関して

  • 日頃のメンテナンスとして必要な項目はありますか?
    タンク内の精製水は、約1ヶ月を目安に交換して下さい。
    吸湿して変色した乾燥筒内のシリカゲルを交換して下さい。その際に同時にモレキュラーシーブスも交換して下さい。
  • 精製水の交換目安
    長時間装置内部に精製水を放置すると、水質が劣化します。目安として、装置の使用有無にかかわらず、2週間~4週間毎にタンク内の精製水を交換するようにして下さい。
  • 乾燥筒に直接ヒーターなどをまきつけて、焼き出しはできますか?
    乾燥筒の材質はアクリルですので、シリカゲル、モレキュラーシーブスを焼き出す際は一度、乾燥筒を外し、 シリカゲル、モレキュラーシーブスを取り出して、焼き出しを行って下さい。
  • シリカゲル、モレキュラーシーブスは再利用できますか?大気中での焼き出しでコンタミネーションはありますか?
    シリカゲル、モレキュラーシーブスは再利用できます。吸湿と焼き出しを繰り返すと破砕が進行しますので、破砕状が目立ってきましたら新品と交換して下さい。 コンタミネーションが気になる場合は、都度、新しい乾燥剤をご使用下さい。
  • 乾燥筒に入れるシリカゲル、モレキュラーシーブスの量はどれくらいですか?
    乾燥筒には100g程度が入ります。
  • シリカゲル、モレキュラーシーブスの金額を教えて下さい。
    シリカゲル2,000円/250g 、モレキュラーシーブス10,000円前後/250gで販売しております。市販品をお使い頂く場合は、形状がビーズ状のものをお使い下さい(顆粒状の乾燥剤は、あやまって装置内部にこぼれ落ちた場合に装置の流路を閉塞させることがある為)。

別機器との接続について

  • GC-FIDの水素供給源として使用したいのですが、可能ですか?
    可能です。GCの水素導入ネジ口がGCにより異なりますので、ご使用になりたいGC機種と配管長などをお知らせ頂ければ別途お見積り致します。
  • YH-500(1台)でGC-FIDは何台接続可能ですか?
    GC3台の接続実績が有ります。GC-FIDは30-50ml/minの水素要求量が一般的です。しかしながら、水素発生量の上限での連続運転は、装置の寿命を縮めます。発生量に余裕を持たせる為に、YH-500(1台)でGC2台を推奨します。
  • GCのキャリヤガスとして使用することは可能ですか?
    可能です。尚、キャリヤガスとして使用する際は、水素供給圧~0.7MPaが必要なGCがあります。この場合は高圧タイプのYH-500H1をご使用下さい。
  • 別機器と水素発生装置を連動してON/OFFが出来るようにしたいのですが、可能ですか?
    別機器と連動させる信号の取り込みポートは標準で付いておりません。別機器からの信号を受け取り、電源基板を制御する外部モジュールの特注製作は可能ですので別途ご相談下さい。

製品に関するお問い合わせ

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